幸せのハト!? 08




(ひゅぅぅぅぅぅおぉぉぉぉ)

こちらでも、と同じような事が起きていました。
は、目を開け周りを見渡すとまた目を閉じてしまった。

《ありえない、ありえない、変なひゅぅぅぅぅとか言う音なんて聞こえない、
  周りは青一色じゃない・・・・よしっ、もっかい見て変わらなかったら
  現実を受け止めよう・・・・・・せーのっ》

 ( バッ )

「・・・・・・・・・やっぱり現実かぁぁぁぁぁぁ」

どうやらは、現実かどうか悩んでいたようだ。
そして、今さっき現実だと受け止めた。

《やっぱり、現実だったか、あれ?どこだ?》

周りを見渡してもの姿はない。

《まぁ、のことだから、大丈夫だろ》

は改めて周りを見渡してみた。
すると、ターミナルらしき物を見つけた。

《まじに、銀魂界に来たんだな、アレ見ると実感する
  んでも、劉も空からじゃなくて普通に地上に送ってくれればいいのに、そうすれば落っこちずに・・・・
  落っこちずに?・・・・・》
は、なぜか、いきなり固まって・・・・・・

「ってかこれ落ちてんじゃぁぁぁぁん」

今頃落下してることに気づいたらしくいきなり叫びだした。
なんでさっき落下していたことに気ずかなかったのだろうか・・・・。



そのころ地上では・・・・・

?「はよっせい、追いつかれてしまうで」
?「んでも、ほんとにこんな事して大丈夫なんですか?」
?「あたりまえじゃ、ボケェ。わしは、また遊郭をやるんや」

これが、誰だか気づいた人はいるでしょうか?
こいつらは、第一巻 第一訓で登場した、借金取りのキノコたちです。
みなさんがご存じの通りあの時捕まっています。
じゃあ何でいるのでしょうか・・・・・・それは・・・・


数分前の事

キノコ社長「よし、今や、今ならいけるで」
キノコA「ホントに、やるんですか、元社長」
キノコ社長「誰が、元社長や、またなったるで」
こいつらは、なんと脱獄したのだ。
そして、逃亡中という、今の状況に至るのだ。

キノコ社長「ここ、右や」

キノコ社長らは裏路地に入っていった。


《やっべぇー、落ちる速度上がってるし・・・・そいえば劉が運動神経上げてくれるって言ってたよな
  ・・・・自分の能力が上がってることを信じてみっか・・・》
 「大丈夫だ絶対着地成功するっ!!」

は、自分にそういいきかせた。
 (ドガッシャーン!!)

が、言い聞かせた瞬間速度がさらに速くなりは何かにぶつかって一応着地成功した。
「痛っー・・・・くない! おぉ何俺の運動神経のおかげ!?とにかく死ななくて良かったぁー」
 《にしても、さっきの変な音なんだったんだ・・・?》
キノコ社長「オイっ、そこのガキ、はよわしらの上から降りんかいっ!!」
「んなっ!?」

そう、が、ぶつかった物はキノコの2人組だったのだ。
そして、キノコ達が下敷きになってくれたため、は、けがをしなかったのだ。

「ご、ごめんなさいぃぃぃっ、ほんとスイマセン、
大丈夫です・・・か・・・ってこいつら借金取りのキノコじゃん!!」
キノコ社長「誰が、借金取りのキノコじゃ、はよどかんかい、捕まってしまうわっ」
?「そこのお壌さーん、そのままそいつらの上にちょっとの間乗っててくだせェ」
「へ? あ、はい」
キノコA「なっ、真選組!! 社長もう無理ですよ」
キノコ社長「わしは、諦めへんでー」

( チャッ )

キノコ達の目の前に刀が現れた。

土方「もう、あきらめな」

すると、他の隊士達がキノコたちを連行していった。

《えっ、何あいつらまたなんかやったの?バカだなー》

沖田は、の方へと近づいてきた。

沖田「さっきは、ご協力ありがとうございやした。」
「えっ、あ、いえ」
沖田「さっきの光景見てたんですが、なんで上から落ちてきたんですかィ?」
《ありゃー、やっぱ見られてたのか・・・・・さて信じてもらえるかな・・》

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