幸せのハト!? 14
『結野アナのブラック星座占い〜』
銀時「お、来た来た。結野アナ」
銀時は読んでいたジャンプを置いてテレビを見始めた。
神楽も酢昆布を食べながらも見ている。
ちなみに新八とはというと朝食の後片付けをしていた。
「新八ー、コレここ?」
新八「うん。そこでいいよ」
は持っていた皿を置くと台所を出た。
すると、居間に入ったの目の前には頭を抱えた銀時とソレを嘲笑う神楽が。
「何やってんの?」
神楽「今日は銀ちゃんが最下位だったアル」
の質問に銀時はそのままの体制で何も答えず、神楽がそう答えた。
「あぁ。なるほど・・・・って落ち込み過ぎじゃね!?」
もっと深刻なものかと思っていたは、思わずツッコんだ。
も、この占いがどんなに当たる占いなのかも知っているし、銀時が結野アナを好きなのも知っている。
しかし、それでもツッコんでしまう位の落ち込みようだった。
銀時「ー。俺今日ヤバイって」
「大丈夫でしょ。いつものことだろうから」
銀時「何言ってんだよ!!この占いで結果が悪い時は俺はパフェ食べれた事ねぇーんだぞ!!」
「え!?そんな理由!?ってかそれって、銀さん糖尿寸前なのにほぼ毎日パフェ喰ってることになんじゃん!!」
銀時とはそんな会話を開始した。
神楽はもうどうでもいいのか定春と遊んでいる。
『ピンポーン』
すると、万時屋のインターホンが鳴った。
銀時とはインターホンには気づかずそのまま叫び続け、神楽は出る気が全く無いらしくその場を動かなかった。
ということで、仕方なく新八が出るハメとなったのである。
新八「はーい」
新八が扉を開けるとそこにはタマが居た。
目の前に人物を見て思わず新八は身構えた。
新八「タ、タマさん。もももも、もしかして家賃とりに・・・・?」
タマ「いいえ。今日は回覧板を置きに来ました」
その返答を聞いて新八は緊張を解いた。
新八「そうですか。回覧板を・・・・・・え?回覧板?」
タマ「はい。では失礼します」
タマはもう下に降りていったのに新八はその場に立っていた。
正確には硬直していた。
そして、突然居間へと走りだした。
新八「ぎ、銀さん!!大変です!!」
銀時「ん?何だ新八。新聞か?おっぱらっとけよ」
「銀さん。ソレたちが来た時と同じ台詞じゃん」
銀時「お前結構ツッコむのな」
「どっちも出来るのさ」
そんな新たな事実発覚!!敵な話しに脱線したのだが、新八が大声で叫んで元の話しに戻った。
新八「だから大変なんですって!!!」
銀時「だから何だよ」
新八「コレですよ!!」
新八はそう言って手に持っていたもの、
回覧板を銀時に差し出した。
すると、銀時も硬直してしまった。
「銀さーん?何硬直してんの」
銀時「。俺マジで今日ヤバい」
「は?だからパフェは食うなって言ってんじゃん」
銀時「違ぇーよ!!コレだ!!」
はコレと言われて渡された回覧板を見た。
特に変な所は無い。
「別にコレ爆発物でも何でも無いよ?」
銀時「だから、違ぇーよ!何だ、さっきツッコむって言われたことでも根にもって思いっきりボケてんのか!?」
「いや、ボケてるつもり無いんだけど」
銀時の説明では全く伝わらないため、新八が説明を始めた。
新八「あのさ、」
「ん?」
新八「回覧板が来たって事は何しなきゃいけないか分かる?」
「次の人に回す」
新八「それじゃぁ。万時屋の次の名前誰になってる?」
は手にしてる回覧板を開き名前の書かれている欄を探した。
そして、万時屋の名前の下に書かれた名前を見た。
「・・・・・・・屁怒絽だ」
ついに意味を理解したようで、も新八・銀時に続いて硬直をした。
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