幸せのハト!? 10
銀時「ほい、じゃ。ちゃんとした自己紹介するか」
神楽「いいアルな。 イェーイ パフパフ〜♪」
「いやでも、一応僕銀さん達の事知ってるんだけど」
銀時「でも、初対面だろ俺ら。だからいいんだよ。んじゃ俺からな。
俺は坂田 銀時。一応万事屋のリーダーみたいなもんだな」
神楽「私は、万事屋&歌舞伎町の女王。神楽アル。
こっちは、私の相棒の定春ネ。」
定春「 ワンっ 」
「僕は 「ただいまー。銀さん靴がありますけどお客さんですか?」 ・・・・」
が、自己紹介をしようとした瞬間にタイミングよく(悪く?)新八が帰ってきた。
銀時「おい、新八テメェ。地味キャラなんだから、このタイミングに帰ってくんじゃねぇーよ」
神楽「そうネ。の邪魔しやがってコノヤロー。だから新八なんだヨ」
新八「僕がいつ帰ってきてもいいでしょう。ってか名前関係ないからっ!」
《新八だー。ってかホントにいろいろ言われてる》
銀時「、こいつは、ダメガネだ。一応万事屋の従業員。」
新八「そういう紹介するのやめてくださいよ。
初めまして、僕は志村 新八 です。」
「んじゃ、改めて。僕は 。よろしくおねがいしまーす」
新八「で、銀さん、さんはお客さん?依頼人ですか?」
銀時「いいや、今日から万事屋の一員になった、俺らの仲間だよ」
新八「!? さん!!ここまともに給料もらえないんですけどいいんですか!?」
「さん付けしなくていいよ。うん、住ませてもらう事が目的だし」
銀時「はおまえと違って【給料、給料】って言わねぇーんだよ」
神楽「世の中金じゃないネ」
新八「だって銀さんが払わないのは本当じゃないですか。」
神楽「たしかにそうネ。銀ちゃんお給料ちょうだいヨ」
銀時「ないもんはねぇーんだからしょーがないだろ?それに今はやらなきゃいけないことがあるだろ」
新八「えっそんなのありましたっけ?」
銀時はを指さした。
銀時「いつまでもその服じゃ目立つだろ?なんか買いにいかないとな」
「あぁ、やっぱりここじゃこの格好は目立つのか」
銀時「まぁな。んじゃ行くぞ」
そうと決まると万事屋一行は、万事屋をでた。
《すげぇー、やっぱ昔っぽい店多いなー》
そんなことを思いながらはキョロキョロしていると
銀時「おい、こっちだぞ」
「あっ、はーい」
銀時たちは、店の前に立ってを待っていた。
「すごーっ」
銀時「何がすごいんだよ?」
「だってさ、僕のいた所は、着物屋さんとかにしかこんなに着物ないからさ」
新八「へぇー、は、着物着たことないの?」
「ん?ないよ」
神楽「私だって無いアル」
「神楽は何着ても似合うだろうけど、チャイナ服が一番似合うからいいんじゃない?」
神楽「当たり前アル」
新八「でも銀さん、着物買うようなお金あるんですか?」
銀時「それは大丈夫だ、依頼料があるからな」
「えっ。銀さんあのお金僕なんかに使っていいの?」」
銀時「あぁ、別に構わねぇよ。っつことで好きなの選んできていいぞ」
「やった。んじゃいってきまーす」
が歩き出すと
神楽「ー、そっちは男物の着物売場ヨ」
「いいんだよ、僕女物とかたぶん無理だから」
神楽「意外ネ。私も選ぶの手伝うアル」
「まじで?ありがとー」
神楽とは、服を選びに男物の着物売場へと向かった。
新八「銀さん聞きたい事があるんですけど?」
銀時「どした?新八」
新八「依頼料って何のですか?あとがさっき言ってた【僕のいた所】ってどこですか?」
銀時「あぁ、実はな、はこの世界のやつじゃねぇーんだ」
新八「は?」
新八は訳がわからないっというような顔をした。
銀時「いや俺も最初は信じられなかったんだけどよ。証拠も見せられてな、
劉ってやつがを万事屋に住ませてくれって依頼したんだ」
新八「そうなんですか、世の中色々あるもんですね。」
銀時「そうだな」
新八と銀時がそんな事を話していると
「銀さーん、決まったから買ってー」
銀時「わかったよ」
神楽「はやくするヨロシ」
銀時はたちとレジに行くと代金を支払った。
店員「ありがとうございました」
神楽「はやくがその着物を着たとこ見たいネ」
「あっ、僕着物の着方知らないんだった。どうしよ」
銀時「それは、大丈夫だ」
新八・神楽・「「「 ? 」」」
銀時「新八、家にお妙いるよな?」
新八「え?はい。いますけど」
銀時「んじゃ、一旦万事屋に帰って、おまえ家いくぞ」
神楽「なんで帰るネ」
銀時「意外にこいつ家遠いだろ?だから原付とりに行くんだよ」
新八「あぁそういうことですか」
ということで万事屋一行は一旦万事屋へと戻った。
銀時「よし、んじゃ行くぞ」
新八「はどうするんですか?僕は銀さんに乗せてもらえてるし、神楽ちゃんも定春に乗ってるけど・・・・・」
「んじゃ、僕はローラースケートで」
そういうと、は、劉に渡されたリストバンドに手をかざし、ローラースケートを取り出した。
銀時「そんなんじゃ、俺らに追いつけねぇぞ?」
「それは、どうかな〜?まぁ見てろって」
銀時・新八・神楽「「「 ? 」」」
3人は大丈夫なのか?と思ったが、そのまま行くことにした。
神楽「しゅっぱーつ!」
「GOー!」
万事屋一行は、志村家に向かって出発した。
銀時が、が着いてきてるか確認するために後ろを確認すると・・・・
「ヒャッホォォォォ」
銀時「んな!?」
なんとはものすごいスピードで着いてきて・・というか隣にならんでいる状態だった。
銀時「おまえは、何なんだ!?コノヤロー」
「人間だよー」
神楽「すごいネ!!」
新八「人は見かけによらないですね・・・・・・・」
新八「ここが僕の家なんです。」
「おぉぉぉ」
新八「上がってください。姉上ーいますかー?」
銀時「じゃまするぜー」
神楽「おじゃまするアルー」
お妙「いるわよ。みんなしてどうしたの?」
銀時「お妙、こいつに着物の着方教えてやってくれねぇか?」
銀時は、隣にいたを指しながら言った。
お妙「あら?この子は?」
「初めまして。 っていいます」
新八「新しく万事屋で働く事になった子です」
銀時「こいつ、着物の着方しらねぇんだ。さすがに俺達がやるわけにもいかねぇだろ?」
お妙「そういうことね。いいわよ、それじゃちゃんはこっちに来て」
「あっはい」
は、お妙のあとをついていき、ある部屋に案内された。
( ガサガサ )
は、さっき買った着物を袋からだした。
お妙「女物の着物じゃないの?」
「僕、女物は着ずらいというか・・・・」
お妙「そうなの。でも一着くらいは女物の着物を持ってた方がいいわよ。
後で、私のお下がりだけどあげるわね。着方も教えるわ」
「ありがとうございます」
お妙「じゃぁ、まず女物の方からね」
お妙はに一から丁寧に教えてくれた。
女物の着方を教えると、次は男物の着方を。
「お妙さんは、男物のもわかるんですね」
お妙「えぇ、新ちゃんが小さい時は手伝ったりしてた、か、らっ
これで終わりよ。分かったかしら」
「はい、すごくわかりやすかったです。ほんとにありがとうございます」
お妙「それじゃ、女物のはコレをあげるわね。たまには着て見た方がいいわよ。
結構似合ってたから」
お妙は、ところどころに羽の絵がある水色の着物を渡した。
「あはは、着る機会があったら着てみます」
お妙「みんなの所にいきましょ」
お妙とは、銀時たちが待っている部屋へと向かった。
お妙「終わったわよ」
神楽「、着物似合うネ」
銀時「これでそんなに目立たなくなっただろ」
「ほんと?ありがと」
銀時「それじゃ、帰るか。新八、もう今日は依頼ないだろうから、このままここにいていいぞ」
新八「わかりました。それじゃ、また明日」
神楽「それじゃーネ、姉御」
「お妙さん、新八それじゃまたね」
お妙「ちゃんいつでも遊びにきてね」
「はーい」
銀時は原付で、神楽は定春に乗り、は来た時のようにローラースケートでかなりのスピードを
出しながら、万事屋へと帰った。
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