KAITO夢



KAITO「おはようございます。お嬢様」

んー、KAITOの声?もう朝なのかな?ってかおこさないでくれって感じだ。

KAITO「お嬢様朝ですよ。学校遅刻しますよ」

( ユサユサ )

うわっ、クラクラする。ったく揺らすなよな。

「KAITOあと1時間寝かせろ」
KAITO「お嬢様、起きないと遅刻しますよ?」
「さっきも言ってたでしょ?1時間寝かせろ」
KAITO「ですからおjy「ハーゲンダッ○あげないぞ」うぅ・・・・」

ってか毎度思うけどなんでこんな朝早くにこいつは起きれるんだよ。
あっ。スイマセン紹介が遅れました。
あたしは、 、そしてさっきからあたしを起こしていたのは、執事のKAITO。
なんで執事がいるかというと、すぐ察しがつくだろうが、一応この家のお嬢様なんだ。

KAITO《ハーゲンダッ○が・・・・でも早くしないとお嬢様が遅刻を・・・》
樟呉「いいかげん、起きてやれよ」

げっ、兄貴でた。

「はぁ〜、分かった起きればいいんだろ?」
樟呉「そうそう、それじゃ先にKAITOと下に行ってるからな」

2人があたしの部屋を出ていった。
あたしは制服に着替え朝食をとりに1階に降りた。

父「おはよう。」
「おはよ、お父さん。」
梢呉「ったく、いつまでも寝てるなよな。ほんと毎度KAITOも大変だな」
KAITO「あははは・・・・」
「いただきまーす」

兄貴もよく早く起きれるよね。
なんで?あたしには理解できないって・・・・朝は眠いのが普通なんだよ!!

「ごちそうさまー」
梢呉「相変わらず、喰うの早いよな」
「まあね」

大食いとか早食いは得意だし、好きだしね。

ミク「あっ、おはようございます、様」
「大丈夫、今は兄貴達に聞こえてないから、タメでいいよ」
ミク「それじゃ、今日は何時くらいに帰ってこれるの?」
「今日は得に何も無いから早いと思うよ」

この子はミク、KAITOの妹で私の家でメイドをやってくれてる。
歳も近いから2人だけだったり、周りが気づいてなかったりしたらタメで話してるんだ。

梢呉「そろそろ行かないと遅刻じゃないか?」
「うっ・・だ、大丈夫。チャリ飛ばしてくから」
梢呉「おまえそれでいつも遅刻ギリギリなんだろ?駄目じゃん」

しかたないって結構疲れるんだから。
いやね、お嬢様なんだけど、車で登校ってのはちょっといやなんだ。

KAITO「あっ!ならお嬢様、僕が自転車をこぎましょうか?」
「は?いやいや、その細い体では無理だろ」
KAITO「大丈夫です。自信あるんで、行きましょう」

いきなりKAITOどうしたんだ?
もしかして朝の事気にしてんの?別にハーゲンダッ○くらいあげるのに。


はぁ〜、今日も疲れたー。
あっ学校のことはあんま面白くも無いから言わないね。

KAITO「お嬢様〜。」
「あれ?KAITOどして?」

あっそういえばKAITOが、帰りも僕がこぐから迎えにくるとか言ってたんだっけか。

KAITO「さっ帰りましょう」
「KAITOちょっと寄って行きたいとこあんだけどいい?」
KAITO「へ?いいですよ」

まぁあそこならKAITOも喜ぶだろう。
あたしは最近見つけた喫茶店に行きたかったんだ。
あそこはアイスもあるみたいだし。
「あー、ここ右・・・・・・はいストップ」
KAITO「ここですか?」
「うん。行こ」

  ( カララン )

店主「いらっしゃい」

あれ?KAITOどこだ?

KAITO「お嬢様ここ空いてますよ」

あっいたいた。場所探してたのか。

「さてと、何にするかな」

あたしは席に座ってメニューを読み出した。
あっ、このケーキおいしそ。

「店員さーん。」
店員「おきまりでしょうか?」
「んと、アップルティーとこのケーキ、あとこのアイスおねがいします」
店員「かしこまりました」
「KAITOアイス食べるよね?ってか食べろ」
KAITO「良いんですか?」
「まぁね」
KAITO「ありがとーございます!!」

フフフ、喜んでるな、これから何が起きるかも知らずに・・・・・・・

あたしが頼んでから数分後、店員さんが頼んだものを持ってきた。

店員「こちらになります」
KAITO「どうも」
「ほら、KAITO食べなよ」
KAITO「では、いただきます」

あたしは、KAITOの反応を待った。
だってあたしが頼んだのは・・・・・・・・

KAITO「あっこれおいしいですね」

フフフ、くるな。

KAITO「!?辛い!!」
「アハハハハハ、やった」

そうあたしが頼んだアイスは、
どの味がでるか分からない!びっくりアイス なのだ。
ちなみにこれは、甘いのは1割で他はいろんな味がするらしい。

KAITO「最初は、甘かったのになんで?」
「KAITO、それ残しちゃ駄目だからね」
KAITO「うっ・・・・・はぃ・・・・・」

あぁーやっぱり、KAITOいじるのが一番の楽しみだな。
さて明日は何をしてやろうか・・・・・・・・。